精神症状と身体の関係

私のメンタル不調は、身体にも原因があった。

やっと気づけたのは、ここ数年のことである。

 

きっかけとなった本が幾つかある。まずは「うつ消しごはん」だ。

鬱病ではないが、何かヒントがあるかも、と手に取った。

 

血液検査などで体の状態を調べ、栄養を改善することで

症状が改善された例が幾つも載っていた。心療内科や精神科で

身体の検査をする病院はどれ位あるのだろう。

体全体を診てもらえるのはとてもいいな、と思った。

 

それから、他にも調べていく中で出会ったのがこちらの本(右)。

「新・低血糖症精神疾患治療の手引き」

医学的な専門用語が多くて、全部は理解できてないけど…

左は今日届いたので、これから読みます

私の場合は、本に書かれている症状にかなり当てはまっていて

「きっとこれだ」と確信に近い気持ちを持った。体にも問題があったんだ、と。

点と点が繋がるような思いだった。(あくまで自分の推測だけど)

 

低血糖症というのは、血糖値の調整能力が極端に低下する病気のこと。

様々な精神的・身体的症状が引き起こされる。

精神病だと思っていたら、実は低血糖症だった…という場合も少なくないようだ。

治療法は栄養医学。この本では分子栄養学に基づいた療法が紹介されている。

 

低血糖症の場合であれば、栄養療法で精神症状が良くなるのであって

 栄養医学で精神病が治ると言いたい訳ではありません。ご注意ください。

 

以前X(twitter)で、分子栄養学をトンデモ扱いする人を見かけた。

でもこの本では、しっかりと身体の仕組みを説明した上で

なぜ心身に症状が出るのか、なぜ栄養療法が必要かを解説している。

私は信頼できると思ったし、一度試してみることにした。

 

自分の体のことだから、自分で調べて、自分で試して、自分で学んで、

自分に合うものを見つけるしかないと思う。

 

現状は本を参考に、たんぱく質をしっかり摂るなど

出来そうなことを実践しているにとどまる。

(自己責任でやってます。持病をお持ちの方は、特にサプリは

お医者さんに相談してから取り入れた方がいいと思います。)

 

プロテインを飲み始めた時は、おならが臭くなったりした。

消化能力が弱っていたんだろう。

量を減らし、少しずつ続けたら、おならの臭さもなくなった。

 

今日はマグネシウム摂取の為、にがりを買ってみた。

炊飯時に早速入れた。味の変化は特にないので続けられそう。

規則正しい生活や、運動も重要。早めに寝るようにしている。

 

でも、自己流はやはり限界がある。

体の状態を調べてもらわないと、何が不足しているのか、

どう不具合が起きているのか分からないからだ。

 

ど田舎暮らしなので、こういった診察が出来る病院はない。

思い切って一度、遠方の病院へ足を運んでみようかと思っている。

 

もっと早く気づきたかったな。

若い頃からお腹がすくとヘロヘロで、これが普通だと思っていた。

 

けど、遅まきながら気づけてよかったとも思う。

少しでも良くなればいいな、と希望を持っている。

 

追伸:気になるけど本を読むのが辛い人には、こちらの動画をお勧めします。

   著者の柏崎先生が、体の仕組みについて説明している動画。

   健康な人も参考になると思う。

 

メインブログに2024/1/18に書いた記事を、こちらに移動しました)